どうも!エイケイです!
お盆休みに入り始めた世の中。
僕はあまり関係ないですがァ・・・
周りは関係するらしいので土日は予定が
ぎゅうぎゅうでした。
メルマガで「また明日ね!」って言ってるのに
会えなくてごめんね(´;ω;`)さみしかったよね?←自画自賛
けど今日からはほぼ平日と変わりないので
またコツコツ頑張ります!!
世の中別にお盆なんて無縁の人も多いでしょうから
僕はそういう人たちの味方ですからね(`・ω・´)
さて、今日は
「七回読み」というものについて
お話ししていきたいと思います。
これが出来るようになると
世界の全てを自分が創造したと
思えるくらいになりますよ!!
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1.一度目を通しても忘れがちな人間
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前回のメルマガで
「エビングハウスの忘却曲線」
についてお話ししました。
これは、人間は学習して数日で内容の7割を忘れるので
反復学習をして何度も読むことで
しっかり覚えられるというものでした。
これについてくるお話なのが
「七回読み」というものです。
七回読みというのは実業家の斎藤一人さんが提唱しているもので、
「七回読むこと」です。
そのまんまやないかーい!!
ってなると思うんですけど、
そのまんまなんですよほんとに。
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2.斎藤一人さんってだぁれ?
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七回読みの解説の前に斎藤一人さんについて
ちょっとまとめました。
斎藤一人(さいとう ひとり)さんは、日本の実業家・著述家で、
健康食品や化粧品を販売する会社「銀座まるかん」の創業者です。
学歴や大企業勤務の経験はなく、若い頃から個人事業として事業を開始。
独自の販売スタイルと人間関係術で成功してきました。
長者番付では12年連続日本一の納税者として知られています。
活動としては経営のほか、人生哲学や商売の極意を本や講演、
音声教材で発信を行っています。本屋や図書館に行くと
かなりの出版数であることがわかります。
代表的な考え方として、
・「ツイてる」という口癖で前向きな言葉を使う習慣
・学びは「7回読む」ことで身につく
・物事は「楽しく」「明るく」取り組むべき
という考え方があります。
ちなみに自分は斎藤さんの弟子である方の本で
「金持ち思考になろう」みたいな内容のものが好きです。
コンビニに行く→自分が管理している巨大冷蔵庫
ファミレス→専属シェフのお店
という風に、自分が凄い金持ちであるかのように
一般的なものを例えるという、遊びのような考え方なのですが
斎藤さんの「物事を楽しく明るく取り組む」という考え方が
そのまんま表れているなと思います。
このように斎藤一人さんは、商売の成功法だけでなく、
日常の考え方や習慣化の重要性を説く人物として、
多くの経営者や一般の人に影響を与えています。
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3.七回読みのやり方
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この斎藤一人さんの「七回読み」は、
実はエビングハウスの忘却曲線の科学的知見と見事に合致した、
非常に理にかなった学習法なんですよね。
忘却曲線は、繰り返し学習によって忘却率が
劇的に改善されることが分かっています。
脳の神経回路は、同じ情報に繰り返し触れることで
シナプス結合が強化されるという働きがあります。
で、これが概ね7回程度の反復で、
短期記憶から長期記憶への転換が完了するそうです。
ここまでくると記憶の「自動化」が起こり、
意識しなくても思い出せるレベルに到達します。
ではこれを具体的にどのように考えていくことになるのか
ちょっと解説していきますね。
【七回読みの各段階】
〇1〜2回目:情報の初期処理段階
(エビングハウス理論での位置づけ:短期記憶段階)
1回目「すごいな」:新しい情報として脳に入力される
2回目「そうだったよな」:忘却曲線の急降下を防ぎ、記憶を補強
〇3〜4回目:記憶の安定化段階
(エビングハウス理論での位置づけ:中期記憶への移行)
3回目「その通りだ」:神経回路の結合が強化され始める
4回目「そうそう、そうなんだよ」:情報が整理され、理解が深化
〇5〜6回目:長期記憶への定着段階
(エビングハウス理論での位置づけ:長期記憶の形成)
5回目「これは間違いない」:確信を持てるレベルまで記憶が安定
6回目「あたりまえじゃないか」:無意識レベルで情報を処理可能
〇7回目:完全な内在化段階
(エビングハウス理論での位置づけ:自動化された長期記憶)
7回目「昔から自分はこう考えていた」:新しい情報が既存の価値観・信念体系に統合
ということです。
つまり回数だけで並べなおすと
1回目…初めてのことなので感心する
2~4回目…復習して「そうだった!そうだよ!」となる
5~6回目…当たり前の事実として認識する
7回目…もう自分が最初から考えたくらいになる
という感じになります。
つまり。7回目まで読んで全てを把握すると
「最初に自分が創造した」
といっても過言ではない状態になります。
・・・ええ、もちろん過言ですけども。
そのくらい自分の意識に染みついているようになります。
そして、エビングハウスの理論を踏まえると七回読みのスパンは
以下の間隔が理想的だと考えられます。
1回目:初回学習
2回目:1日後
3回目:3日後
4回目:1週間後
5回目:2週間後
6回目:1ヶ月後
7回目:3ヶ月後
つまるところ、数日で7回読んでもそれは効果はありません。
期間をあけて読んでも、記憶が定着していることが大事なので
3ヶ月ほどの期間をあけていくのがいいと思われます。
筋トレも3か月で結果が出るって言いますしね!
地道にコツコツ何事も取り組んでいくのが
重要だってハッキリわかるんですね(`・ω・´)
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4.世の中の仕事も同じ
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これを聞いて思ったのが、
世の中の仕事も同じかなってコト。
結局3年くらい働いてたら七回読みと同じくらいのスパンで
いろんな仕事を覚えて出来るようになると思います。
そうなったときに、3年目くらいになると
「俺は初めからすべてわかってて出来ていた」
と勘違いしがちになるのではないかと思うんです。
だから、新人が入ってきたときに
「なんでこんなこともできないんだよ!!」
と苛立ちを感じるのだと思います。
けど自分も1年目の頃は同じだったはずなのに
段々と忘れていくんですよね。
これは7回読みの考え方を意識していなかったら
きっと本当に
「俺は最初から何でもできてた」
と思ってしまうのではないでしょうか。
このようになってしまうと新人を育てたり、
誰かにモノを教えるということが
出来なくなってしまいます。
そうならないためにも、自分だっていろんなことを
繰り返し失敗しながら覚えてきたんだと
しっかり胸にとどめておかないといけないかなと思います。
・・・ちょっと数年前の職場での嫌なことを思い出して
なんか自分語りしてしまいましたけども笑
これは抜きにしてでも、脳に定着させる学習として
七回読みは絶対に有効なので、
是非とも試してみてほしいと思います!!
ではまた明日ね( *´艸`)