どうも!エイケイです!
先日はとてつもない雨が降ってびっくりでしたね。
緊急避難メールが届いて目が覚めました。
実家のそばの川が氾濫の危険があるということで心配してたのですが、
父が例によって川の様子を見に行くとか言って母が超怒って止めたそうです。
なんで台風とか氾濫とかになると
見に行きたがるんだ世の中の一部の人は・・・
止める力があるなら言っていいけど、
ただのイチ人間のおじいちゃんやろがい!!
というわけで(?)
今日は蝉も鳴いてていい天気です!
引きこもってましたけど!!
今日はひたすら出品するパソコンの写真を撮って
教材を読んでました。
今日は教材を読むとき・・・というか
人生で勉強をすることに大事なことである
エビングハウスの忘却曲線
についてお話ししたいと思います!!
結構いい話だと思うので!(自画自賛)
■――――――――――――――――――――
1.人も猫も三日あれば大体忘れる
――――――――――――――――――――■
猫は受けた恩を三日で忘れるなんていいますよね。
長年飼ってても、三日離れたら飼い主のことも忘れるくらい
猫ってのは気まぐれだという例えだと思いますが。
しかしながら猫は可愛い。
忘れたとしても可愛いものです。
ちなみに実家の猫は月イチであってると威嚇して噛みにきますが、
週イチくらいで会ってると遠くから威嚇するくらいになります。
なんなんやアイツ(# ゚Д゚)、 ペッ!
さて、猫は忘れっぽいなんて言うわけですが、
人間も同じくらい忘れっぽいものです。
それをわかりやすく説明したものが
「エビングハウスの忘却曲線」というものです。
エビングハウスの忘却曲線とは
人の記憶はとても忘れやすく、たとえ重要な内容でも放っておくと急速に失われます。
心理学者エビングハウスの実験によると、学んだ内容は
「1日で約74%」
忘れてしまうという結果が出ています。
さらに、学習から20分ほどで半分近くを忘れてしまいます。
つまり
「一度読んで理解したつもり」では、ほとんど記憶に残らないということです。
具体的に言うと、勉強してから
20分後:42%を忘却(58%記憶)
1時間後:56%を忘却(44%記憶)
1日後:74%を忘却(26%記憶)
1週間後:77%を忘却(23%記憶)
1ヶ月後:79%を忘却(21%記憶)
つまり、1日あれば7割近くのことを忘れているということです。
これを曲線で表すとかなりわかりやすいのですが、
メルマガでは図が出せないので、
レジャープールにある凄い滑り台や
ジェットコースターの最初をイメージしてください。
びゅーーーん!!!と凄い速度で落ちて
そのあとはそのスピードのおかげで
走っていけてるような感じです。
記憶も似たようなもので、初めに一気に忘れて
その後は緩やかに忘れていきます。(2割くらい覚えてるかどうか)
結局1日でほとんどのことを忘れるといっても過言ではありません。
だからこそ、重要な箇所はノートにまとめたり、アンダーラインを引いたりして繰り返し復習する必要があります。定期的に思い出すことで、長期記憶として定着します。
じゃあなんでこんな勢いよく忘れていくの!?
覚えたくてもすぐ忘れるなら意味ないじゃーん!!
っと思いますよね?
実はこれも脳の防衛本能がそうさせているのです。
■――――――――――――――――――――
2.「必要ない!」と判断する脳の防衛本能
――――――――――――――――――――■
この「すぐに忘れる」ということが
脳の情報処理システムの凄いところがここなんです。
人間の脳は24時間休むことなく膨大な情報を処理しているため、
重要でないと判断された情報は自動的に削除されます。
これは脳の効率的な情報管理システムなのです。
つまるところ、何か新しいものを覚えようとしたとき、
脳みそ的には
「1回程度吸収した情報なんて
この数十年のなかのたった数時間やろ?
ほなら別にワイが生きるのには重要でないやろ」
と判断しているのです。
これは記憶の種類でいうところの
短期記憶:一時的に保持される記憶(数秒〜数分)
というものになります。
それに対して
長期記憶:長期間保持される記憶(数時間〜一生)
というものも存在します。
これがどうやって振り分けられるのかというと、
最初に学んだ情報はまず短期記憶に入り、
復習しないと長期記憶に移行されず消えてしまいます。
つまり、長期記憶として脳にインプットするには
何度も復習して、脳みそ君に
「あ、これはワイの人生で必要な情報や!!」
と思ってもらう必要があるのです。
じゃあどうしたらそれができるのか?
簡単なお話なんですよこれが!!
■――――――――――――――――――――
3.復習復習!!そして復習だ!!!
――――――――――――――――――――■
人間は勉強してもすぐ忘れるのですが、
これは脳の働きなので仕方のないことです。
そしてそれをわかりやすくしたのが忘却曲線なのですが、
脳の働きと忘却曲線を活用した効果的な学習法をお話しします。
【1. 間隔反復学習】
これはもうそのまんまですけど、
間隔を置いて何度も復習するというやり方です。
これもある程度効果的な期間がありまして。
1回目の復習:学習直後
2回目の復習:1日後
3回目の復習:1週間後
4回目の復習:1ヶ月後
この間隔で復習すると、記憶の定着率が飛躍的に向上します。
曲線で言うと、
忘れる勢いの早い最初に何度も復習することで、
忘却曲線を、曲線ではなく波の上下になるようにしていきます。
忘れる→覚える→忘れる→覚える
を繰り返すことでなんかいい感じに
記憶に残りやすくしていきます。
学校の勉強なんてまさにこの通りですよね。
毎日時間割に沿って同じ教科を勉強するわけですが
かといって毎日進んでいくわけでもありません。
復習や応用を繰り返して、数年かけて勉強するのです。
社会人になったら自分で時間割を作ってやらなくてはいけないので
そこはもうね、自分で意識して頑張ってもらわんとですわ。
大人なんで・・・。
【2. アクティブリコール(能動的想起)】
その復習を効率よく行う方法として、
ただ教材などを読み返すのではなく、
何も見ずに思い出そうとすることが重要です。
これにより脳の神経回路が強化されます。
つまりアウトプットが必要なわけです。
自分の言葉で説明できるようになれば、
それはしっかり覚えたということです。
【3. 複数の感覚を使う】
自分の言葉で説明する際には、他の感覚を使うのも効果的ですね。
例としては
視覚:図やグラフを見る
聴覚:声に出して読む
運動:手で書く
というものがあります。
ちなみに昔の忍者は指令などをしっかり覚えるために、
「自分の腕を傷つけながら覚えることで痛みとセットで記憶する」
というトンデモ技を使っていたとか使ってないとか・・・。
たしかに痛みと一緒に覚えたら強烈な記憶に残りそうですね。
けどそんなことしてたら勉強どころじゃなくなるし、
刺激の強さで考えたら・・・
ゴーヤを食べながら覚える?
世界一臭い魚の缶詰「シュールストレミング」を食べながら覚える?
とかできそうですけどそっちの方が記憶に残って
勉強どころじゃなくなるかもしれませんね(´;ω;`)ウゥゥ
なので声に出して読むとか、ノート取り(殴り書きでもOk)
をやったほうが効果的かもしれません。
これらを繰り返すことで、脳にしっかりと勉強した内容が
インプットされていきます。
そしてさらにそれをアウトプットしていくことで
更なる記憶の定着が見込めるというわけですね!
■――――――――――――――――――――
4.覚える=理解するコト
――――――――――――――――――――■
覚えることはすなわち理解することです。
いくら教材を読んで文章を覚えたとしても
その内容をしっかり理解していないと意味はありません。
お寺のお坊さん(ウチじいちゃんが坊主だったんです)
は、お経を覚えてすらすら読みますが、そのお経の意味も
ちゃんと理解したうえで読んでます。
じいちゃんに「この部分ってどういう意味?」と適当なところを聞いても
結構ちゃんと答えてくれるんですよね。
僕らだったらそんなの聞かれても
「わかるわけないやんけ!とりあえず噛まずに読め!」
ってしかならないでしょうし笑
逆に言えば、書いてあることをしっかり理解しようと思えば
自ずと覚えていけるものです。
なので、理解することを大前提に何度も読んで勉強してきましょう!
ちなみに次回のメルマガでは、
その何度も読むということに特化したワザ
「七回読み」
に関して解説していこうと思います!
これもかなり読書への関心が深まる内容となっておりますので
是非読んでみてもらえたらと思います!
今日も読んでくださいましてありがとうございました!
また明日ね( *´艸`)